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岐阜県の高山商工会議所のクレーム対応講演会に行ってまいりました。
2月15日(火)はアストモスエネルギー株式会社様からのご依頼、2月16日(水)はユーキャン様の職員研修、2月17日(木)は、那須塩原市商工会の塩原支所様の会員さんを対象にクレーム対応の講演会を、2月18日(金)は、川崎市教育委員会様からのご依頼で図書館・市民館・博物館の館長さん方を対象にクレーム対応研修を、土曜日・日曜日を挟んで、本日の2月21日(月)には、高山商工会議所の会員さんを対象にクレーム対応の講演会を実施してまいりました。いつになく、今週はちょっとハードなスケジュールでした。
本日の高山商工会議所様からのご依頼のクレーム対応セミナーでは、何と、70数名の受講者が集まって下さいました。ありがたいことです。高山市は、現在は日本一の面積を誇る市だそうです。しかも、大変歴史のある都市で、今から2千年以上昔の縄文・古墳の時代からの遺跡が多く発掘され、古くから文化が開けていた発展していた地域だったそうです。白鳳・奈良時代、平安時代、戦国時代、江戸時代と、時代は移り、それぞれの時代にはその時代特有の文化が発展し、様々な歴史を刻み込んできた都市です。JR高山本線の高山駅を降りて周りを見回すと、由緒ある高山市という雰囲気を感じさせる街並みを感じました。「きりっ」とした空気、伝統に満ちた重み、その割には店で働いている人たちは明るい雰囲気が漂っていました。
そういう現在までの文化・歴史の流れの中には、特筆すべき歴史もあるようです。江戸時代の明和8年(西暦1771年)には新しい「代官」が赴任してきたのですが、農民はその圧政に長いこと苦しめられたそうです。そのために農民は立ち上がり、18年間に亘って農民一揆を起こしたという話です。その成果が実り、代官は流罪となったのですが、一方、約9000人余りの農民も罰せられるということになったという事件、「明和・安永・天明騒動」が起きたそうです。何と気骨のある農民の方々でしょう。高山市民の方々は、その気骨のある祖先のDNAを引き継いでいるのでしょうね。本日の受講者の方々の中に、この雰囲気を感じさせる人がたくさんいたのが印象的でした。
今回は日帰りになってしまいましたが、近々、3泊4日くらいで再訪問をしたいと感じさせる高山でした。