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クレーム千夜一夜 ＜ 第66話 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします」の話 ＞
今年のお正月三が日は、陽気にも恵まれてあたたかい穏やかな日々を過ごすことが出来ました。昨年はというと、元旦、二日と大惨事が続きました。元旦は能登大地震、2日は羽田空港でのJALと海上保安庁との航空機大事故、と忘れもしない日々が続いてしまいました。能登の皆さんは未だに避難生活を余儀なくされていらっしゃる方々が多いと聞いています。家屋の修復がままならないどころか、片付けも出来ず、災害が起きた状態のままということも報道されています。そういうことを考えると、自分の身の周りのことだけしか意識せずに暢気に「今年の三が日は良かったね」なんて口が裂けても言えませんね。
実は、私にとっても昨年は余り良い年ではありませんでした。特に昨年12月半ばに風をひいてしまいました。診察して貰った結果、コロナ、インフルエンザでは無かったので安心しましたが、未だに治っていないのです。咳が止らないのです。困っています。これはいけない、心機一転のい
いチャンスとばかり、昨年の正月に玄関の横に並べていた「鏡餅」と郵便局からいただいた石鹸の「龍」様を模した干支の飾り「龍」様を今年はグレードアップさせました。大晦日に名残惜しみながら石鹸の「飾り龍様」を丁重にお送りし、その後は、スーパーマーケットで購入した高級で（といっても、ボール紙で出来た組み立て式のものですが）大きさも1.5倍ある「鏡餅」と、やはり橫浜駅西口にあるT百貨店で購入した上品な雰囲気が漂う干支の飾り「蛇」様、大きさは4倍くらいのものを置いたのです。
その効果があってなのか、今のところ大きな事故・事件は起きていません（そりゃそうですよね。
我が家の干支の置物の効果とは言えませんよね）しかし、私にとっては、三が日をゆっくりと過ごせたこと、箱根駅伝で我が母校が5位になったこと、愛する我が妻がにこやかに穏やかに過ごせたこと、等々、今のところ出だしは効果が出ています。風邪もそろそろ全快して、残り362日が順調に進むように、と心から祈っています。「蛇」様万歳！
